【中警察署による役員研修】安心・安全な中区をめざして

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【中警察署による役員研修】安心・安全な中区をめざして

投稿日 2020年3月10日, 投稿者 , カテゴリー お知らせ, With 【中警察署による役員研修】安心・安全な中区をめざして はコメントを受け付けていません

名古屋社交飲食協会は、防犯などをテーマとした中警察署による役員研修を1月16日に名古屋ガーデンパレスで実施しましたので、その要旨を報告します。講師として中署生活安全課の今井一之課長と後藤浩伸課長代理をお招きし、研修後は質疑応答を行いました。また、新年にあたり佐山義則会長は「客引きのいない繁華街づくりと会員数の拡大をめざす」と抱負を語りました。

学生アルバイトも多い繁華街の客引き
昨年、愛知県では、天皇・皇后両陛下のご即位後初の地方行幸啓となる第70回全国植樹祭、ラグビーワールドカップ、G20愛知・名古屋外務大臣会合が開催された。中区で行われたG20においては、警護対象者が多数あるなど大変厳しい条件での警備となったが、皆様のご理解・ご協力により無事に乗り切ることができ、我が国の高い治安水準を示すことができた。
昨年中に中署管内で認知した刑法犯の件数は3314件で、一昨年よりも11件増加したが、県警が重点的に対策に取り組んできた侵入盗や自動車盗などについては減少した。中署管内の歓楽街においては、万引きや自転車盗、暴行事件が多いことが特徴で、これらをいかに減少させるかが課題となっている。錦3丁目や栄3丁目・4丁目では、客引きやぼったくりの取り締まりを行っているが、未だ根絶には至っていない。大学生がアルバイト的に客引きをやっていることも多い。

人身事故が減少 死亡ゼロは441日でストップ
交通事故については、中署管内では一昨年の9月20日を最後に、死亡事故のない日が441日続いていたが、残念ながら昨年12月に1名の尊い命が失われるという結果となった。ただ、死亡事故ゼロの日に監視活動を行うなどのご協力をいただいたり、飲酒運転や信号無視など死亡事故に直結する違反者の取り締まりを強化したことにより、人身事故を10%、負傷者を11%減らすことができた。また、愛知県内で見ると、16年間続いた死亡事故の全国ワーストワンを昨年は返上することができた。この場を借りて、皆様の多大なるご支援・ご協力に御礼申し上げます。
中署としては、今年も「安心・安全な中区の確立」を基本目標に、暴力団の壊滅、交通死亡事故の抑止、侵入盗への対策などを重要課題として、署員一人ひとりが誇りと使命感を持って取り組んでいくので、引き続きご協力をお願いします。